波乱万丈のジョブズさんの人生を3つの場面に絞って描いた作品。
3つの場面とはMacintosh,NeXT Cube,iMAcの発表会の裏側、舞台裏で、ジョブズに関わる人物とのやり取りに終始する。
特段の演出があるわけではなく、基本的には会話劇。
緊張感のあるやり取りは、後半になる程見応えが増してきて、不思議な感覚に陥る。
伝記映画ではないし、ジョブズが神のように描かれている訳でもなく、むしろ独善的な面が強く表現されている。
凄い人だったとは、この映画では感じられないが、それでもエンディングは何だか感動。
ダニー・ボイル監督の手腕か。
劇中でアラン・チューリングが出てくる。
イミテーション・ゲームを思い出した。
万人におススメでは無いが見て損したという感情はない!
むしろ面白かった!