【追悼:肝付兼太さん】ファンタジー世界にあってメタ発言が許される唯一のキャラクター、ホラーマン。貴重なキャラだ。肝付さんだからこそだなあ。後継者は誰だ…
【劇場版27作目】どう見ても“ハクション大魔王”のアクビちゃん…なアラビアンナイトの魔法のランプが活躍するお話。コキンちゃんとクリームパンダちゃんまで出てくるので壮絶にかしましいけど、この幼い等身大のキャラたちだからこその説得力。
そしてバイキンマン大活躍。第2作の“バイキンマンの逆襲”で最強の大魔王になったけど、今作は大魔神に！ドキンちゃんにも容赦なく強制変身を仕掛けます。すてき。
エンドクレジットで拗ねてるのもかわいい。
オープニングはミミ先生たちの「アンパンマーン」の前にランプの精の世界が描かれます。ただでさえファンタジーのアンパンマン集落から異世界に行くので前もって紹介されるのは親切ですね。ドラえもんはSFという最低限の制約があるが、アンパンマンはファンタジーなので、こういう異世界ものやパラレルワールドものはちょっと抑え目にして欲しいと思う。"アンパンマンワールドでこういう国がある"or"宇宙にこういう星がある"or"アンパンマンワールドの空にこれこれこういう雲の王国がある"で全部済ませてもらいたい…
ファンタジー世界にさらにファンタジーの世界があるというのはちょっと疲れます…「不思議ですねぇ〜ファンタジーですねぇ〜」というホラーマン…ありがとう。もうメタ発言として受け取ります。
アリンコキッドのピストル便利すぎる…ドラえもんのスモールライト…みたいなものだけど…アンパンマンの世界観にはちょっとイヤかも。
ともあれチビ助たち活躍回というのは併映版みたいなドタバタ感があって楽しかったです。
