電気羊

暗くなるまで待っての電気羊のレビュー・感想・評価

暗くなるまで待って(1967年製作の映画)
3.3
男が空港で見知らぬ女から渡された人形の中には麻薬が仕込まれていた。マフィアは男の居所を突き止め麻薬の回収を試みるが、男の自宅に男は不在で盲目の妻だけが留守番をしていた。マフィアたちは悪知恵を働かせ一芝居をうち、盲目の妻に麻薬の置き場所を聞き出そうとすることに。サスペンス映画のはずだが、前半あまり緊張感が感じられないのはオードリー・ヘップバーン演じる盲目の妻に対して、ギャングが一芝居うつだけで危害を加えることがないのが観ていて分かったからかな。後半は相手がマフィアと気づいた妻が、家じゅうの電灯を破壊し暗闇の中で自宅と言う地の利を活かしてマフィアを撃退しようとするが冷蔵庫の灯だけは見落としてしまいピンチに。しかし、ガソリンは揮発するのでマッチ着けただけで引火して丸焼けになってしまうので、良い子は真似をしないように。
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