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追憶の森のmanamiのレビュー・感想・評価

追憶の森(2015年製作の映画)
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樹海でたまたま遭遇した日本人がこんなに流暢に英語を話せるなんて奇跡でしょと思ってたら、あ〜そっちか、そっちなのか〜!
「死にたくない」でも「生きたくなかった」
アーサーとタクミ、アーサーとジョーン、それぞれのシーンは別の意味で胸が痛む。特に焚き火を囲んでの会話は一言一言、目線、呼吸、全てが苦しく美しい。
アーサーにとってタクミは自分自身でもあり、ジョーンでもあり、それらを超越した存在でもあり、助け出された後に彼の命も救うことで、自らの生への確信を得たかったのかもしれない。
「大事そうなこと」よりも「好きなもの」、大切な人のことを、私は本当の意味で理解できてるのかな、考えさせられる作品です。
階段ってカイダンなの? わざとなのか、それとも日本語にしたらそうなっただけなのか? ラスト30分は頭の中グルグル。

95
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