【飽きた】
ホドロフスキー監督による『リアリティのダンス』の続編。
結論から言うと、飽きちゃったな。『リアリティのダンス』のときは手法の斬新さもあって、絶賛するほどではないけれど、悪くはないかなと感じたんだけど、でも今回はおんなじような手法を使っているから、マンネリかなと。
ここが難しいところで、斬新な手法であるほど、飽きやすいんだね。斬新さは新しいから目を惹くので、最初は新しくても同じことを繰り返していたら、新しくなくなるのはもちろん、オーソドックスな手法に比べて「またか」と思われやすいんだね。
監督もその辺まで計算して作らなきゃ、ダメでしょう。
それに、手法は別にしても、今回のヒーローの動きはどこかひとりよがりに感じられたな。その点でもマイナス評価。