初ホドロフスキー。
久々すぎるクリストファードイル。
もうなんだかわからないけど、とても力強い。
冒頭から超オリジナルなセットと登場人物でこれはアートなんだなって思い知ります。
とくに前半はキャラがキツすぎてダウンタウンのコントみたいなこともありましたが、ところどころフェリーニを思い起こす脇役達や詩そのものの台詞。ときどきこれ確実にアウトでしょっていうシーンもありながらの端から端までまさにホドロフスキーの世界に振り回されてました。
日本とかハリウッドとかエンターテイメントとかに慣れきった身にはとても刺激的。
散々散らかりながらもやはり画面はとても美しくて世界観にずっぽりはまりました。
スペイン語とか、詩とか、とても歴史があって深淵に感じられますが、少しでもわかればこの映画をもうちょっと理解できそうかも。