【その存在は、完全な光―】
抑圧的な父親に悩みながら、詩人を夢見る青年の成長を描いた、ホドロフスキー監督の自叙伝。
久しぶりに観たくなって、レンタルしようとしたらレンタル屋さんの在庫から消えていたのでBlu-rayを購入して鑑賞。
学生の頃に『エル・トポ』や『ホーリー・マウンテン』を観て以来、久しく観ていなかったアレハンドロ・ホドロフスキー監督作。
88歳にして自叙伝を圧倒的なイマジネーションで有無言わせぬ表現で人間の美しさを描き、ここまで、自分の頭の中を映像で表現して映画を作れるなんて本当に素晴らしい。そして、全編から溢れる美しい人間賛歌。
撮影監督はクリストファー・ドイルだったんだ。
目に焼き付く様な色彩と構図が美しい。
近々『リアリティのダンス』も観直そう。
最新作の『ホドロフスキーのサイコマジック』も観たいなぁ。