この場所であなたは苦しい思いをしている。だが、こちらの場所ではあなたをずっと必要としている。
この世界のどこかにあなたの居場所は必ずある。
人生についてポエトリーで綴られるストーリー。
沢山の思いの最果てに彼は何を見て何を感じただろうか。
ギミックが多いホドルフスキーの作品。
それはとても道楽的であり喜劇と悲劇が交差する。
プログレッシブで前衛的に感情を表現する様はとても幻想的であり怪楽的である。
例え断片的に見ても、フィーリングで見ても刺激するスパイスは変わらなさそう。
不思議な世界観で最初は抵抗があるかもしれませんが、徐々に引き込まれそれぞれのキャラクターが愛らしく思えてくる没入感の高い作品です。