とらびす

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たちのとらびすのレビュー・感想・評価

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これも、友人の勧めで観たんだけど。
かなり興味深い話だったなー。

そして、これ調べたらエドガー アラン ポー原作なんだって知ってびっくり!
世界初の推理小説と言われる「モルグ街の悪夢」(だったよね?)のオチは、、
言っちゃていいよね。犯人はオランウータンだった(笑) だから、どんな結末が待ってるのかちょっと心配だったんだけど。

この映画のレビュー、書きにくいなー(笑)何書いてもネタバレになりそうで。

精神病を題材にした映画、昔は「サイコ」が先駆けだと思ってたけど、その前には「M」があって。さらにその前か同じ時期くらいには市川崑監督作(題忘れちゃったw)。そして、エドガー アラン ポーが題材にしてる。まぁ、精神病、あるいは(怒られるだろうけど)気狂いは、物語の題材にはしやすいよね。
さらにこの作品には、現代にも通じる精神病治療法について問題提起をしている。
エドガー アラン ポーの時代には、きっとこの映画で描かれてるような治療が当たり前だったんじゃないかなー。そういった中でこういう作品を作っちゃうエドガー アラン ポーってやっぱ凄い人物だね。

3.4年前くらいに新聞で読んだんだけど、東日本大震災のとき、津波で精神病院が流されて、長期閉鎖病棟入院患者が行き場所がなくなったんだけど、色々と受け入れてくれる人や場所ができて。閉鎖病棟に入ってなくても大丈夫じゃん。って話になって。んで、長期閉鎖病棟入院患者を閉鎖病棟から出そうって動きが始まってるって。
富山市に、そういう施設を建設中って書いてあったんだけど。
その後、どうなってんのかなー。

精神病だろーが、「人」なんだから。
精神病に限らず、どんな病気にも言える事だよね。

って、長々と書いたけど。
これ、映画レビューになってるか(笑)?
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