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我が道を往くのcocoのレビュー・感想・評価

我が道を往く(1944年製作の映画)
3.6
2022年43作品目
◆あらすじ
ニューヨークの下町にある古びた教会、セント・ドミニク。老神父フィッツギボン(バリー・フィッツジェラルド)は、廃屋寸前の建物と周囲の劣悪な環境に、最近はあきらめ顔である。

そこへ副神父として派遣された若いオマリー(ビング・クロスビー)がやってきた。口うるさい老婆と家主の喧嘩をなだめ、街のギャングたちには芝居の券を配り楽しみ方を教え、不良少年たちには合唱を教え込み合唱隊を作る。ついでに、幼友達のオペラ歌手リンデン(リーゼ・スティーヴンス)が教会の財政難を救ってくれて、フィッツギボンとオマリーは大喜び。しかし、その夜、教会は全焼してしまう。そして、間もなくオマリーは、別の教区へ移ることが決まった。

その年のクリスマス・イヴ。リンデンに率いられた少年合唱隊は寄付をたくさん集めて帰ってくる。かつてオマリーが助けた家出娘のキャロルもアパートの家主の息子テッドと結婚が決まった。フィッツギボンも数十年ぶりにアイルランドに住む母親と再会する。教会には「Too Ra Loo Ra Loo Ra(アイルランドの子守唄)」が流れる。

フィッツギボンは名残惜しそうにオマリーを見送るのであった。

◆コメント
みなに優しくあたたかなストーリー。
仕事に、街に、周囲の人々に優しく包容力のあるオマリーが素敵すぎて眩しい。
だんだんと街のみんなが一致団結していく姿もよかった。
こういう作品が昔は溢れてる気がする!
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