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ヒトラー暗殺、13分の誤算のぴろぴろのレビュー・感想・評価

ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)
3.8
未遂に終わったものの、ヒトラーの暗殺をまったくの単独で実行した無名の家具職人、ゲオルク・エルザーの実像に迫る。
ヒトラーの暗殺未遂事件は40件以上あるらしいが、ヒトラーという男の何という悪運の強さ。 ただ今作には、そのヒトラーはほぼ出て来ない。 陰惨な拷問と執拗な取り調べ、家具職人エルザーの人となりと暗殺の実行までの経緯が回想の形で交互に描かれる。 拷問シーンはリアルで目を背けたくなるが、実際はもっと酷かったのかも。 将校達の疑念は分からなくも無い。 ネーベは少し良い人に描かれ過ぎてないかなぁと思ったりしたけど。 直ぐに処刑されなかったのは、逆に気の毒に思えて来る。
観ていて感じたのは、ゲオルグには先見の明があったというよりも、もっと動物的な というか自由でいたい普通の若者の「普通さ」の感覚だったんだろうなぁと。
主演のクリスティアン・フリーデルが、実際のゲオルクにそっくりで驚いた。