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ヒトラー暗殺、13分の誤算のタイムのレビュー・感想・評価

ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)
3.6
実話の人物と作品。
ヒトラーの時代のドイツがみられる作品。歴史は繰り返されるという事でこういう作品を選びました。

現在のアメリカの大統領が最近よくヒトラーに例えられています。彼の暴走や乱暴な発言を黙ってるだけの政治家、経済界のトップやメディアが多くなり、この先を不安視してる人も少なくありません。

環境や教育ではなく、経済を優先にして来た各国。そういう社会的弱者に寄り添わない国のリーダーが多くなり、教育の格差や経済の格差が各国で広がる今、このように関係なくても国の流れに疑問を感じ、自らの命を犠牲にし行動に移そうとした彼の行動には考えさせられました。今の社会はこういう人が少なくなってしまったのだろうかと考えながら観ました。ドイツ人の中でも国の流れに疑問を感じ、変えようとした人がいたという事。ただ少なかった事は事実だと考えると人間の愚かさを感じます。

個人的には恋人のエルサだけはどうしても好きになる事ができませんでしたが作品としてはオススメです。
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