黄金のアデーレ 名画の帰還の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『黄金のアデーレ 名画の帰還』に投稿された感想・評価

クリムトの絵画の最高傑作といわれる『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I』の所有権をめぐる法廷闘争の事実を物語として描いたのがこの映画。
心に沁みる戦争映画でもあります。


アデーレの肖像画は長…

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Kiri
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「1年に1度くらい笑いなさい、アデーレ、顔の筋肉にも運動が必要だよ」
「いつまでも内気なのね、生きていけないわよ」
「不安に押し潰されず克服しなきゃ」
「あなたが大人になったらどんな女性になるのか、…

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絵画返還をめぐっての主人公マリアの心の葛藤をヘレンミレンが凛と演じている。めっちゃ綺麗!

終戦から50年後くらい、ユダヤ人のマリアとユダヤの子孫ランディ、党員の子フベルトゥス、オーストリアという国…

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ナチに奪われ
いつの間にか国の持ちものになり
国民から愛されているけれど
描かれている 美しいひとが愛した家族は
今ははるか 大西洋の向こうにいる


その、家族
アデーレの姪マリアが
叔母の肖像画…

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実話が元ですし、クリムトの作品は日本でも人気が高いので芸術に疎い人でもかなり取っつきやすい題材。時代をさかのぼる歴史ドラマでもあり、一人の駆け出し弁護士の成長物語でもあり、祖国を捨てた女性が過去を振…

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感想川柳「芸術より 思い出として 大事の物」

Huluにあったので観てみました。φ(..)

アメリカ在住の82歳のマリア・アルトマンは、グスタフ・クリムトが描いた伯母の肖像画で第2次世界大戦中ナ…

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3.9

世界で最も高額な作品に入れられるクリムトの名画〈アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像〉。ナチス体制下のオーストリアで奪われたアデーレの肖像をめぐり、肖像画の返還を求め政府と闘った女性の実話。

裁判に…

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ナチによって奪われた名画たち。
その名画の中でもオーストリアのモナリザとも言われる国宝級の名画、アデーレの返還を求めて戦うお話。

ただの名画返還の話ではない。
過去の政府の勝手な行動に振り回され、…

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kapo
3.0

見たことある、クリムトのこの女の人の絵~。位の知識。

その背景には壮大なドラマがあって、
そこに描かれた人物から様々な人も絡み、そ枚の絵の中には、人々の人生や歴史や喜怒哀楽が組み込まれている。それ…

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2.9

アメリカ的価値観のゆらぎ

“名画の帰還”
そのタイトル通り、そして歴史的事実通りにストーリーは進むから、
もちろん絵画と裁判の行方はどんなラストを迎えるのか、その展開は予想できる。

だからこそ、…

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