HARU

黄金のアデーレ 名画の帰還のHARUのレビュー・感想・評価

4.2

2015ベスト10に入る1作。
劇場で見て本当に良かったです。

戦争で奪われた1枚の絵画の返還を求めて、持ち主の老女と若き弁護士の奮闘物語。

これを見る前に「ミケランジェロ・プロジェクト」を見てたのも良かったです。

ストーリーは現在と老女マリアの回想が交互に進行します。
回想シーンの作り込みもとても良かったです。華やかなダンスシーンから、後1歩で捕まってしまうハラハラするシーンまで惹きつけられました。

若き弁護士も、関わった動機はともあれ、過去のルーツを知っていくにつれ心境に変化が生まれ、絵を取り戻す情熱がこみ上げて奮闘します。
そしてその弁護士を支える奥さんがまた良い!自分自身がとても大変な時にに、夫が夢中になってる仕事を頑張れって背中を押せるなんて妻の鏡です、本当に。


おきまりの話のはずなのに、登場人物がスッキリしているせいか思わず感情移入しました。泣きました。

余談ですが、終戦前後に生まれたヘレン・ミレンは今年70歳。とても70歳と思えない美しさです、カッコ良い。