ずどこんちょ

黄金のアデーレ 名画の帰還のずどこんちょのレビュー・感想・評価

3.8
ナチスドイツに宝を奪われた一人の女性。半世紀経った現代、彼女はオーストリア版の「モナリザ」と言えるほど重宝された名画の返還のためにオーストリア政府を相手に訴訟を起こす。
彼女が取り戻したかったのは、名画と同時にナチに踏みにじられた家族の名誉だったのでしょう。国が所有物を奪ったことを認めさせたかったのでしょう。
50年以上たった今でも、あの迫害の傷跡は残っている。今でも祖国に帰るたびに不愉快な思い出が蘇って苦しむ人がいる。先の未来を生きる私たちにとって、見なくてはならない映画だと思いました。