片腕ファルコン

黄金のアデーレ 名画の帰還の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

3.2
今日でまたひとつ大きな歴史が静かに幕を閉じました。

渋谷にあるシネマライズが今日閉館になったのです。ラストを飾ったのは11月からずっとやってる『黄金のアデーレ 名画の帰還』見たのは今日じゃないけど…人もそんなに入ってる訳でもなく何とも寂しや。。とりあえず映画のレビュー。。

フィルマークス内ではもはや話題になりまくっている本作ですが…結末は分かってるで(てかタイトルにもなってるし!!!)あくまで過程を楽しむ形となりましたが。。

お婆ちゃんと若き弁護士の名コンビの掛け合いが抜群に良い。(無駄に恋愛関係に発展という心配もないのも◎) 

それにしてもクリムトの金箔で施されたアデーレの肖像画の美しさは本当に圧巻です。何かキラキラした絵画に弱いの。。

たしかにオーストリアもコレは手放したくないし、長引かせて寿命を待とうとする動きも何だか気持ち悪いですね~。

もっと白熱した裁判シーンが見られるのかと思ったらここは意外とあっさりしてたのですね…確かにやりすぎは飽きちゃうか。。

とにかく過去に相当なトラウマを抱えてしまいながらも奮闘するヘレン・ミレンの演技は素晴らしかったです。ライアン・レイノルズも近年役柄に迷走してた感がありましたけどようやく落ち着きを取り戻してきましたね。。『ハッピーボイス・キラー』良かったですけど。。

申し分ないんですが…まぁ全て手堅くまとまった作品って感じでした!実話ですからどうしようもないけどもう1エッセンス何かがほしいというまた変な要求ですから気にしないで下さい。。


もう1回、冒頭の話を戻すと…30年続いたミニシアターの走りとも言うべきシネマライズが閉館。本来だったら、歴代の映画の特集上映でもやればいいものの静かに幕を閉じました。

思えば2012年の終わり辺りから元気ないなぁと思ってたんです!!記憶では岩井俊二『ヴァンパイア』の公開記念の特集上映依頼、イベント的なのはなかったんですよね。。
『レザボア・ドッグス』や『トレインスポッティング』を上映。僕が東京来てからは『アメリ』がいつ行っても満席でスゴかったなぁ。。結局半年以上やってたもんなぁ。。
2004年くらいからスクリーンを3つに増やしてた頃もよく通ったなぁ。。本当懐かしや。。

いや~コレ以上、歴史ある映画館がつぶれるのは見たくないなぁ。。個人的に一瞬、テアトル新宿も危ないんじゃないかと思ってた時期もありましたが今は全くそんな予感は感じませんね!!元気いっぱい。
とりあえず、思い出をありがとうシネマライズ!!
個人的ナンバー1は『恋愛睡眠のすすめ』