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黄金のアデーレ 名画の帰還のJUNのレビュー・感想・評価

3.5
アメリカに住むマリア・アルトマンが、第二次世界大戦時にナチスにより略奪された名画の返還をオーストリア政府に求める実話。
“黄金のアデーレ”その物の価値も相当なものだが、現在と過去を行き来するストーリーにより、戦時下に経験したマリアの思いがその絵の価値を高めている。
未だ返還されていない美術品が多数存在していると知り、美術館で観賞する際は絵のルーツを知ることも楽しみ方の一つであると感じた。
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