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黄金のアデーレ 名画の帰還のkeichancomのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画をみて画家の手から離れた後の名画の旅を知る事はおもしろいなあと思った。
この絵なんかは表面だけみるとウィーンのベルヴェデーレにある方がしっくりくると私は思うけれど、絵が描かれてた目的を考えるとなんともいえない。
この絵はアデーレの肖像画で個人で依頼したもの。いくら画家が素晴らしくて皆が見たいと望んでもやはりそれは最初の目的に戻るべきで、所有者以外がとやかく言うものではない。と思う。
素晴らしい作品たちを当たり前の様に美術館で鑑賞できる今日、ひとつひとつの作品を奥深く考えるアイデアを得た映画だった。
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