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完全なるチェックメイトのmitoのレビュー・感想・評価

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)
2.6
アメリカ人で初の世界チャンピオンとなった、ボビー・フィッシャーの半生を描いた伝記映画。

結構評判が良かったので鑑賞したが、正直「うーん」だった。
これ、セッションのジャズ以上にチェスというものが楽しいものに見えないのも問題だな。
というか、ボビー・フィッシャーが天才であり、凄いチェスプレイヤーなのは分かるんだが、肝心のチェス要素がごっそり欠落している。
彼の差し手や結末となる世界選手権の決勝が何故名勝負とされているのか、が観ている側に全く伝わらないのは致命的。
代わりに神経質で変人的だった人となりばかり表面に出てくるので、ただの我儘が無理難題を押し付けて、よく分からないけど勝ち進んでいくようにしか見えない。
変に映像演出はしなくても良いが、盤面をもう少し見せる工夫はして欲しかった。