かや

完全なるチェックメイトのかやのレビュー・感想・評価

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)
3.4
今年公開映画138本目。
映画館納めしてきました。

天才チェスプレーヤーがお送りするイライラムービー。

一昨日、ボビーフィッシャーを探しての感想でも書きましたが…
本作は、アメリカ人史上初めてチェスの世界チャンピオンになったボビーフィッシャーの伝記映画です。


とにかくイライラさせられた笑
作品を貶しているわけではないです笑

天才と狂人は紙一重なのだろう。
なんなら天才であるがゆえに狂人であり、狂人であるがゆえに天才なのだろう。
私みたいなド平凡な人間には理解し得ないわけです。

とにかく文句を言いまくるボビーフィッシャー。
記者が嫌だ、盗聴されてる、カメラの音がうるさい、観客が鬱陶しいなどなど、文句のカーニバルですよ。
それに対してボビーフィッシャーとチャンピオンの座を争うボリススパスキーは、それを見て辟易しているような雰囲気で、なおかつカメラ1台の無観客部屋の移動に応じる。
なんて良い奴なんだ!!このイライラを解消できるのは君だけだよ。・゜゜(ノД`)
なんて思ってたのも束の間、
椅子から変な音するからX線で確かめてときたもんだ。
こいつらなんやねんというイライラのピーク。

何手先をも読むような天才たちは、60秒という制限された時間で、それを見つけ出さなければいけない。
普通は気にならないような微かな音など、その集中を邪魔するようなものには鋭敏に反応してしまうのだろう。
つまり、あえて理解できないように作らざるを得ないわけで、イライラさせるように作られているのだと思う。
ここでイライラしない人は、もしかしたら天才の素質があるかもです。

これだけイライラしたのは、トビーマグワイアのメンヘラっぷりが素晴らしかったということ。
カラーオブハートの時のような可愛い彼のイメージとはオサラバですね。


ただのボードゲームとは言え、冷戦下のアメリカvsソ連ですから、当時の注目度はさぞかしすごかったんでしょう。
そんなチェスのシーンはサクッと片付けてしまってましたが…
まぁボードゲームを延々と見せられても困るしね笑 ジュマンジくらいやってもらなきゃいけなくなっちゃうしね笑


チェスはルールだけは知ってる素人ですけども、
チェックメイトって、いわば完全なる勝利、詰み状態のことですよね。
というかチェックメイトが完全の状態だよね。
なのに完全なるチェックメイトっておかしくない?
頭痛が痛い現象じゃないですかね?
チェックメイトだけで良かったんじゃ…

今年のGAGAの邦題に難癖つけまくってますね、ごめんなさい。
でも邦題も作品の一部だと思うわけですよ。


非常に見応えのある、良い意味で今年一番イライラさせられる映画です。
特別面白いとは思わないですが、無難に楽しめました。
今年の締め括りとしてはまぁ良かったんではないでしょうか。


今年は138作品計142回鑑賞できました。
つまらないものはつまらないと言いたいので、ちゃんと毎回映画館に足を運んで、ちゃんとお金払ってます。
やっとランキングが作れます。
いくらお金使ったのかも計算してみます笑
来年からは働くことになるので、今年よりは少なくなりますが、できるだけ多く観に行きたいと思っております。
てことで2015年劇場鑑賞最後の感想でした。