完全なるチェックメイトの天狗のレビュー・感想・評価

正直言います。

主人公のわがままぶり、奇行ぶりに途中で観るのがいやになったのでした。

天才なので許される、天才であるが故の心の病のせいなのですが、全然面白くないです。

しかしながら、いやいや観終えてから別の視点である「大局観」という言葉を思いました。将棋の谷川名人は神戸で大震災にあい死を意識したあと「大局観」の将棋が出来るようになったと言ってました。別次元での将棋を指せるようになったということです。

まあ、この映画の主人公もある種の「大局観」の境地でライバルを打ち破ったとも言えます。