完全なるチェックメイトの作品情報・感想・評価

「完全なるチェックメイト」に投稿された感想・評価

MiYA

MiYAの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

歴史上の有名人物が「実は変人でした」「実は心を病んでました」という伝記ドラマ、実にありがちです(「ビューティフル・マインド」とか)。Wikipediaで読む当人の人生のほうがよっぽど面白いというのもよくあること(ボビー・フィッシャーって日本に住んでたのね)。

チェスの勝負という「内面世界」に入り込むうちに発狂するというのも、想像の範囲内でもあります。東西冷戦と国の威信を賭けた対決という背景は興味深いところはありますけど。
チェスや将棋の映画が好き

凡人には想像も付かないような世界で、
ともすれば紙一重のような精神状態で
孤独に闘っていて
ただただ圧倒される
冷戦時代、米ソの代理戦争となったチェス世界王者決定戦を描く、実話ベースの心理ドラマ。圧倒的に好青年のイメージがあるトビー・マグワイアが、不遜で傲慢な、いけ好かない実在の変人天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーを好演。公開当時で40歳には全然見えない。後半精神を病んでおかしくなって行く様が見事。ロシア人らしからぬ垢抜けたチャンピオンとの鬼気迫る熱戦はルールも知らないが、芝居で優劣の戦況分かりやすく描いてあって観やすく面白い。試合環境にクレーム付け合う嘘みたいな異常な展開が実話なんだから凄い。
Satoru

Satoruの感想・評価

3.1
ボビー・フィッシャー
Masa

Masaの感想・評価

3.3
原題: Pawn Sacrifice
直訳: ポーンの犠牲
※ポーンは将棋で歩にあたる駒

ー それは、世界が震えた<神の一手>

こんなにメンタルやられるのか…

このレビューはネタバレを含みます


Netflixでは現在公開終了のもよう。実在した人物を描いた伝記的映画。
主演が「スパイダーマンの人」らしいので、印象がつく前に観られてラッキーだった。
結末に触れてます。

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ボビーは自身の望みを果たして一応はハッピーエンドの様相なのだが、あっさりナレーションで語られるその後の顛末は悲惨とも言える。
実際どうだったのか軽く調べてみると、どうやら蒲田に移住してそう悪くない生活を送っていた時期もあるらしい(アメリカ出身の彼にとって極東の異国に住まうことが悲劇でなかったかは分からないが)。

ボビー、弁護士、神父のトリオが築いた良好な関係は長く続かず、次第に悪くなっていくボビーの精神状態を救う術もなく。人生どうしてこうなったと思う頃には往々にして手遅れになるものだなと漠然と考えた。

願いを叶えた代償として精神を病んだように描かれているボビーだが、仮に治療に専念したとして全てが良くなるとも限らないし、病んだ人間が必ずしも不幸であるともいえない。
姉が画面の向こうで大喜びしている場面などを見ると選んだ道は悪くなかったように思うが、それはあくまで彼が世界一になれたからであって、もし敗北し、病むだけ病んだボビーを世間はどう見ただろうと思うと恐ろしい。
えれな

えれなの感想・評価

3.6
どれだけ問題があってもそれを一瞬で軽々超えていくくらいの美しいものをみせてくれる天才にわくわく
天才をちゃんと天才にみせるの難しいけどちゃんとすごく天才だった
まっさ

まっさの感想・評価

3.5
この時代だからこそ生まれた狂気の天才といった感じだろうか。

おそらく現代なら自閉症と診断されてこうはなってないだろうと想像してしまう…

勝負事が好きな人にオススメ
時代背景もとても好みで面白かった
鑑賞後のなんとも言えない喪失感は今でも覚えている
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