自然と人間の対比がバランス良く描かれ、一瞬の出来事は情熱の戯れと平静な直向き。
其れがドラマティック。
そんなに遠くに行かなくてもいい。
小さな公園のサクランボの木の下でシートを敷いてシンプルにハムサンドを食べたい…、いや、爽やかな青空の下で食べるオニギリも格別なので炙った紅鮭か紀州南高梅、海苔はパリパリではなくご飯の旨味を吸い込んだしっとり直巻きで、オカズなんていらないが敢えて言えば甘くない玉子焼きに子供の頃に食べた赤いウインナーをつつきたい…。
気づけば木陰で優しい風で揺れる草木の葉の囁きを感じながらうたた寝、膝枕があれば尚、嬉しい。
然れども虫だけは勘弁してほしい..★,