社会的に堕落してるホアキンフェニックスはやはり最高!かわいい!
物語もブラックユーモア満載。見方は様々だけど、天に唾する行為を描いた、ちょっと古典的な作風になっていて面白い。
”理性と本能”という抽象的な題材が作品の根底にあって、本能を理性で片付けられないモヤモヤが描かれているのだけど、その”本能”が「人を殺してみたい」「危うげな存在を愛したい」っていうどうしようもない願いなんですよね〜…それを理性で、つまり言葉で合理的に理解してもらうなんて無理でしょうよ…?
という、側から見ると感覚ズレちゃってる人たちのお話。しかし彼らに節々共感してしまう所があるのは、私もズレているということなのか…