ゆけち兄さん

ラスト・ナイツのゆけち兄さんのレビュー・感想・評価

ラスト・ナイツ(2015年製作の映画)
3.0
忠臣蔵の物語を侍を騎士に置き換えた作品。シンプルな話を、原案にわりと忠実に丁寧に描いていて、地味と言えば地味、渋くてかっこいいと言えばまあたしかにかっこいいですよ。私は紀里谷作品はGOEMONの印象があったので、派手なCGがない今作は少しおろろ?という感じだった。すいません予告編も見ずに本編観ました。
紀里谷監督をよく知らないけどキリヤらしさってなんだろうとちょっと思う仕上がりだった。ここまで忠臣蔵を真っ当にやられると、逆に監督のイマジネーションとかそういうのが気になる。その点47RONINはイマジネーションあったよね、と当時こき下ろした映画の評価が上がる。この二つは同じ題材ながら手法は対極にある映画だ。
男臭いキャスティングがとても良い。クライヴ・オーウェン隊長の下にクリフ・カーティス副官とかヤバイよね。クリフ・カーティスやばい。そんなヤバいクリフ・カーティスがハリソン・フォードの相棒やってる「正義のゆくえ」という映画は米国の移民問題を扱った群像劇でクリフ・カーティスがヤバイです。ぜひ。
あと、原案に忠実なのは分かるけど、もうひとつ戦闘シーンほしかった。冒頭でちょちょいと戦ったあと、討ち入りまで戦闘ないです。原案通りとはいえ、少し寂し過ぎないか。クリーチャーと戦い、秘境でアドベンチャーしてた47RONINを少し見習ってほしい。