このレビューはネタバレを含みます
前作２つは宗教に関する内容で、今回は人口増加という社会問題に対してのダンテの神曲を中心に謎解き。
ゾブリストの人口増加に対する主張の本質的な部分は間違っているというわけではないが、手法は道徳的に間違っている。
でも、それに対するアプローチは必要で悠長に構えて考えている時間はない。
リアルにある問題なので、そういった矛盾や葛藤をエンディングに残していてもよかったと思った。
ラストシーンは原作とも違うらしいし、無理やり綺麗に終わる必要もなかったのかな。
原作も読んでみる。
オリジンが観たい。
「私は何も忘れない。」
「才能ね。」
「いや…重荷だよ。」
