このレビューはネタバレを含みます
お母さんは癌で闘病中、おばあちゃんは性格合わへん、お父さんは新しい家族とアメリカで楽しくやってそう、そして学校もボッチでいじめられてる思春期のコナーくんとこに地球の長老を名乗るイチイの木の精が現れて、無理矢理昔歩いた時の話を聞かせてきたり無理矢理お前の物語を話せって迫ってくる。（「怪物はささやく」ってタイトルかっこいいけど、圧強すぎで全然ささやいてない。）
虚構と現実との混じり具合はビッグフィッシュ、ダークな雰囲気はパンズ・ラビリンスって感じやけど、なんでわざわざこんなに悲しい話にすんのんかなー泣かせに来すぎて不快やわ！まんまと泣いちゃうんですけど。
シガニーウィバー（おばあちゃん）がうちに来た時にコナーくん部屋追い出されるのはなんでなの？？？
お客さんに対しては私はソファーで寝るしどうぞベッドつかって！って一応言うと思うけどさぁ〜ほんまにひどいおばあちゃんやん。私も性格合わへんな。
もうだめそうなお母さんがもっと怒って八つ当たりしてもいいのよ！的なこと言うんやけど、もうこの時点で十分八つ当たりしまくってるし（おばあちゃんの居間全壊、いじめっこフルボッコにして退学の危機）まだやれって言われても…映画的にタイミング間違えてるんちゃうかと思ってしまった。
人が大切にしてるもんを壊しちゃうのはちょっとイヤーな気分になるしな。
「お前の真実」もしょーもないと言うかありがちと言うか…そりゃしゃーないよってことやし。
まだ子供な少年がただただ悲しい目にあう話って印象。また違うタイミングで見たら違うように感じたんかな〜
地球の長老はコナーくん癒やすために現れたって言ってたから4回目に歩いた時の話の主人公がコナーくんってこと？でも3つ目の存在証明したい透明人間もある意味コナーくん主人公やな…
お母さんも長老知ってそうやったし、真実を話せってあの調子で迫られてたんかなー？と思ったら、もう死んじゃったおじいちゃんの写真がリーアム・ニーソンやから長老＝おじいちゃんって書いてるサイトがあって、なるほどなるほどー！
…ボヤッとした話を無理矢理聞かせておばあちゃんの部屋ぶっ壊すの唆すなんておじいちゃんひどい。おじいちゃんもおばあちゃんと合わへんかったんかな。
普段は自分のベッドで一人で寝てても、不安なことがあった時にお母さんの布団にもぐりこむって外国の子の甘え方がかわいらしかった。
