ゆっきー

怪物はささやくのゆっきーのネタバレレビュー・内容・結末

怪物はささやく(2016年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

絵のとても上手な12才の男の子コナーが主役のストーリーで、お母さんは病気で二週間に一度病院に注射を射ちに行っている。父親は離れたアメリカにいて、腹違いの妹もいる。
コナーのおばあちゃん役をシガニーウィーパーがそつなくこなす。母親役でも行けそうだけど…まだまだ若いですね。
初っぱなから出てくる木の精霊?はコナーの夢なのか、想像なのか、よくわからない。コナーの心の叫び?物語内の王妃のガーディアン?色々考えながらストーリーは進む。
精霊はこれから三つの話をコナーに聞かせてくれると言う。
精霊の顔には見慣れてきますが、小さい子供はこのリアルな顔は怖がるかもしれません。

12才という子供でも大人でもない年頃の思考、変化、素直に言えない気持ち…
難しい年頃というのがわかります。
色んな気持ちがある中、大好きなママとの別れの時はやってきます。大泣きしました。
子供と同じくらいの体の細さになったママが帽子をずっとかぶっていたのであの病気だったのかも。
私にもコナーと同い年の子がいるので物語に心が入りやすかったです。
ラストでおばあちゃんがコナーに用意した部屋の机にママが描いたであろうスケッチブックがあって、内容を見るとコナーと会話していた木の精霊のようなものもいて、小さな子も出てきます。ママが想像で書いていたのかもしれませんし、もしかしたら夢の中で見ていたのかも。(色々想像できる)
絵が上手なのはママ譲りだったと確認。
自分がいなくなってもコナーとずっと一緒にいると言っているかのようで大泣き。
子育ては大変やけど、子供の成長を見届けてやれる事は幸せと改めました。
思い出しただけで再び涙が出ます(TT)
見た人それぞれが色んなラストを想像できる。
ゆっきー

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