まー

怪物はささやくのまーのレビュー・感想・評価

怪物はささやく(2016年製作の映画)
4.5
ジュラシックワールド2があまりに素晴らしい出来だったもので、フアン・アントニオ・バヨナ監督の過去作の中でも非常に評価の高い本作を鑑賞。

調子の良い時のティム・バートンでした。めちゃくちゃ面白かったです。

原作が児童文学の名作ということで、ストーリーは子供向けなのなと思いきや、これが下手なハリウッド作品より全然深く考えさせられるお話でして、しかも色々な解釈ができるという大好きなお話でした。主演の男の子の演技と静かながらも愛に溢れたフェリシティ・ジョーンズの演技のおかげで、思わずラストは落涙してしまいました。

技術面も素晴らしかったです。
CGと実物を組み合わせたグルートのパパは素晴らしかったです。中の人リーアム・ニーソンがラストのラスト、ある形で登場するシーンでまた感動。

アニメパートも素晴らしい!あのスタッフで作る長編アニメも見てみたいです。

未来のミライを評して「不思議体験がなければ子供は成長できないのか」と不満を漏らしましたが、それは映画による!笑
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