まめすけ

怪物はささやくのまめすけのネタバレレビュー・内容・結末

怪物はささやく(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ファンタジーかと思いきや濃密なヒューマンドラマだった。
主人公コナーの母ジリーは余命幾ばくもない身。母がいつかは治ると信じ、嫌いな学校(イジメ有)に行きながら、自分の身の回りのことは自分でする。そんな折、窓から見える墓地に生えている大きなイチイの木が夜中に動き始め、コナーに物語を聞かせ始める。『4つ目の話ははお前が話せ』というイチイの木の怪物の真意とは?なあらすじ。

怪物が聞かせる物語はすべて真実のお話で、必ずしも世間的にキレイな流れのお話が真実ではないということ。真実とは、ひとつではなく曖昧な真実が折り重なって成していくということ。
コナーに、この世のイロハ・裏と表をあの手この手で教えてくれる怪物、優しい...。おばあちゃんとの仲違いがいつ解消するのか、うだつの上がらないパパにイライラしながら、ラストでしっかり回収してくれて安心した。いいお話でした。