怪物はささやくの作品情報・感想・評価 - 197ページ目

「怪物はささやく」に投稿された感想・評価

horahuki

horahukiの感想・評価

4.0
傑作ホラーファンタジー『永遠のこどもたち』のJ・A・バヨナ監督の最新作です。ずっと楽しみにしてた作品だったので、公開初日に見てきました!結果、ボロ泣でしたT^T

主人公の少年が、怪物を通じて自分の中の矛盾と真正面から向き合い、事実を受け入れ、未来へ一歩踏み出す物語。前半はイマイチ何をしようとしてる映画なのか掴めず、乗り切れませんでした。でも後半、怪物が少年に見せる物語や少年が心に抱えてる矛盾、向き合わなければならない現実が一本の線で繋がった時の感動が凄まじかったです。

大人でも子供でもない、思春期という微妙な時期に直面する受け入れがたい現実。そして、それによって生じる心の中の矛盾。現実をわかっているし、受け入れないといけないことも自覚してる。でも受け入れることができない。この微妙な心境の描き方が素晴らしいです。周りの大人たちと少年のぎこちないやり取りも少年に追い討ちをかけるようにのしかかっていく。見てる側まで、八方塞がりな居心地の悪さを感じますね。

ただ、ラストはあの時計のところで止めといた方が良かったように思います。その後はちょっと蛇足かな〜と。途中の母親との会話や最後の目線で十分伝わりますし…そこだけ残念でした。バヨナ監督は、『ジュラシックワールド』の続編も監督するみたいなので、楽しみですね(*^^*)
キョロ

キョロの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

家族愛と少年の成長を描いたお話。子どもは親の雄大な姿を見てはじめて無力さを学ぶ。怪物が少年に本音をしつこく乞いたのは、ある意味変えることのできない事実を受け入れる覚悟を持って貰うため。
「大人は末長く幸せではなく、末長く複雑。」少年の父が言い放った一言。名言中の名言です。
にし

にしの感想・評価

-
「物語に背中を押された」ことがあるなら、きっとこの映画のことを好きになるはず。ターナーの絵画みたいなアニメーション最高だったな…。
はる

はるの感想・評価

3.5
コナーという名のイギリスの少年は漏れなく可愛いの!?と思いながらみました。

辛い境遇の少年を癒してくれる、実にイギリスらしいファンタジーでした。
Iri17

Iri17の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

童話的な話で演出もストーリーもとても素晴らしかった!主人公の男の子もリーアム・ニーソンもフェリシティ・ジョーンズもシガニー・ウィーバーも素晴らしい演技で一気に映画の中に引き込まれました。ラストは思わず泣いてしまいました!
でもエンドロールの曲合ってないと思います。一気に冷めました。

気になったのは怪物って主人公のおじいさんなのではないかと思いました。血の繋がった主人公とママにしか見えてないし、一瞬ですけど、小さい頃のママを抱き上げる写真が写った時にリーアム・ニーソンっぽいおっさんがいたので、亡くなってから家族を見守る為に木に魂が宿ったのかな?と。
違ったらダサいですねww
Shu

Shuの感想・評価

4.0
J・A・バヨナ監督作「怪物はささやく」観てきました。
パトリック・ネスのイギリス児童文学を映画化。
毎晩悪夢にうなされる12才の少年コナーは病に臥せっている母と二人暮らし。
近くの墓地にある大木から怪物が現れ3つの物語を話す。4つめはお前の物語を語れと告げ去って行く。大人の一歩手前の少年と怪物の交流によって物語は静かに深く少年の心の深淵を露わにして行く。

ダークファンタジーと思いきや実は辛い現実に直面した少年の葛藤を描いた作品でした。
誰もがこころに持っていた怪物、現実によって少年は成長を余儀なくされる。
怪物の語る物語によって物事にはさまざまな可能性がある、
いろんな見方をしていいのだということを少年に諭していく。
母と子の絆が生み出す秀逸のストーリーが率直に良かったです。
子を持つ親には是非オススメしたいがそうじゃない大人にも観てほしい。
かつて怪物を宿していた大人にも。
miyayuki7

miyayuki7の感想・評価

4.3
良かったです。アニメーションもきれいだったし、何より主役の子の演技が良くて、私はすごく引き込まれた。お話もいわゆる善悪二元論では全くなくて結構複雑で、大人向けと感じた(メッセージはシンプルなんだけど)
あと怪物の造形は、もののけ姫のディダラボッチやビオランテなど日本映画の影響を感じたな。
おすすめです。
けろえ

けろえの感想・評価

4.2
おとなのための深いお話。感覚に訴えかけてくる。理屈じゃないんだな。
yukina

yukinaの感想・評価

3.9
ぼーっと見れる感じかと思ったらけっこう濃ゆくて普通に泣いてしまった。なぜか昔見たクリスマスキャロルのアニメを思い出した
ぬぬ

ぬぬの感想・評価

5.0
今年度ベスト級。
どこにも居場所がない孤独を抱えた少年コナーの心の‘‘怪物’’がささやく。時に静寂で時に乱暴で、少年の感情と受動が交差する体験とも言える。非力であるがゆえに静かで優しく力強い。子から母に送る物語で逆もしかり。
美麗なオープニングシークエンス、語り、怪物のビジュアル、音楽や静寂に至るまで、どこまでも丁寧で優しい。とても心地よい余韻に浸れる傑作。オススメです。