怪物はささやくの作品情報・感想・評価 - 197ページ目

「怪物はささやく」に投稿された感想・評価

パンズラビリンスの製作スタッフなので、こってり系ダークファタジーを想像してたけど、少年の成長を描いた感動作で泣けた。泣けると思わなかったので涙と鼻水に困った。原作も英文学の金字塔というから読んでみたい。4つ目の物語の意味や、罰されない意味など、深く知りたい。

このレビューはネタバレを含みます

全体的には大変好みだったんだけど、最後の部屋のシーンはCMくさいっていうか、カメラからみていい感じになるようにに作ってるようにしか思えなかった
悪夢に悩まされる少年。12時07分になると怪物があらわれ、話を3つするから4つ目の話はお前がしろ、と言われる。
身内がみな問題を抱え、学校でもいじめられている主人公。(少年時代的な関係性を匂わせたがそうでもなかった)
怪物が語る物語はもちろん実生活の悩みとリンクしていて、物語論が人生論にもなるのは鉄板の面白さ。怪物の位置付けの変化も面白い。
ただ3つ話すって言ってるから早く話してくんないかなぁと思ってしまった。
最後に少年が話す真相も予想できるけど、イニシエーションとはいえ、キリスト教的なめちゃくちゃ厳しい話だなぁと思いました。(真相を告白する場所には十字架がたくさんあった)
ただ原作にはないというラストの描き方が切れ味よくて感動的な余韻。それで星プラスです。
ジュラシックワールド2は格調高くなりそう。
his0809

his0809の感想・評価

3.9
バックストーリーが実はあって、
それのおかげで難病モラトリアム少年映画としては、かなり厚みのある脚本で楽しめたが、
シガニーウィーバーが不憫過ぎて可哀想過ぎて号泣。

僕も破壊衝動にかられるタイプの人なんで被害者可哀想すぎる。


しかしトランスフォームする木がニーソだったり、それがおじいちゃんだったり、なかなか濃いな。

主演の男の子の演技力半端ねぇ。


学校のシーンが説明不足で違和感なのが残念。
金柑

金柑の感想・評価

4.1
優しい気持ち。ぎゅぅとなる。
私は、こういうファンタジーが観たかったのです。ありがとう。

最近子役の出る作品はだいたい泣いてしまうんですが今回も例に漏れず。
でも「子役に泣かされた」というよりは、きちんと(?)コナーに感情移入をした上で、と言うべきか。
「罰はないの?」という台詞が苦しい。

怪物の言葉が案外リアリスティックでちょっと笑ってしまった。
でもリーアムニーソンの声の説得力な。アスランなんですね。どうりで。

シガニーウィーバーがおばあちゃん役なことにも驚いてしまった。


子供にも見てほしいし、大人が見てもじわり刺さるおとぎ話。でもおとぎ話というのは現実への教訓を含んでいるもので、これもそうで。
各所の台詞とか、大人には丁寧すぎるかなと思うところもありつつ、だからといってこれは子供向けと決めつけて排してはならないと思うのでした。
意地をはること、平気なふりをすること。
希望を持つことと真実を見ることは違う。
自分の本当の気持ちと向き合うこと。
muu634muu

muu634muuの感想・評価

2.3
主人公が最後は母親に素直になれて、いろんな感情を抱えながらも想いをぶつけられたのはよかったなと映画を観ながら思いました!
Wonkavator

Wonkavatorの感想・評価

3.5
いきなりでっかいグルート出てきたよ。

ダークファンタジーという感は全くなく、
いったい誰がそんなガセネタを流したの!?
作品の内容理解してる!?配給会社大丈夫!?

で、要は母の死を受け入れられない、空曹能力の高い少年の葛藤と成長の話とでも言おうか...

その、所謂邦題で言う所の『怪物』は、世の中の不条理な「現実」を「空想」のなかで突きつける。

絵本のような話だけど、ある程度の理解力を身につけた中学生程度の子供に観せたほうがいいんじゃないかいいんじゃないか!?

で、何で12:07なわけ!?

劇中では、死んだおぢいちゃんの写真がリーアム・ニーソンなんだけど、
邦題で言う所の『怪物』の声をリーアム・ニーソンが演っているという時点で、この、でかいグルートはイコールおぢいちゃんと言う事で良いのか!?
tomoko

tomokoの感想・評価

3.8
ダークファンタジーだと思って観たら心温まる家族ものだった。
怪物の語るストーリーが面白いのとそこで流れるアニメーションがものすごくかっこよかった。
もう一つの話も観たかったな。
二律背反、アンビバレント。
相反する二つの感情が、同時に生じたら?

怪物の正体は?誰が主人公を救うのか?
yuki

yukiの感想・評価

4.0
2017年劇場鑑賞59本目。
原作読了済。

結末は一緒だけれど、エピローグを描いた映画版のラストはよかった。このラストはめちゃくちゃ好き。
病室で“見えてる”ことや、2度ほど写るおじいちゃんの写真があの人だったこともあり、とても優しい気持ちになれる。

ラスト以外に原作と大きく異なるのは、リリーが登場しないことと、“悪夢”がなんなのかある程度示されること。原作では終盤まで引っ張られ、コナーが抱えているものが描かれずそれはそれでよかったけど、ちらっと見せてくれてるのは親切だなと思った。

語られる物語のアニメーションも見やすくわかりやすい。構成もうまかった。

劇場内ですすり泣くなんてレベルではなく、嗚咽をもらして泣いてる方が2名ほどいてビックリした。私と違った感想を持ってそうで話してみたいと思ってしまった。