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日曜日の人々のsmmt705のレビュー・感想・評価

日曜日の人々(1930年製作の映画)
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(こちらの映画はまだ見たことないから、観たらちゃんと感想を残します!)

この映画をモチーフにしたタイのトゥンラポップ・セーンジャルーン監督の短編作品を観た。この映画のシーンを真似しながら、その撮影をしている撮影者の気持ちを話したり、撮影現場の様子を映し出す。映すもの映されるものについて描かれるのがとても誠実だった。

その他、イメージフォーラムフェスティバル2020の東南アジアエクスペリメンタル傑作選の感想を記録しておく


『アント-マン』ヴィエット・ヴー/デジタル/27分/2018(ベトナム)
アリが鼻の横のおできみたいなところに住んでる男の子は背中を母に掻いてもらったり、木彫りの仕事をしていたり。(ここのシーンがとても幻想的だった。どこか野生的でもあったけど)男性へ向ける視線の強さが、いつしか画面のこちらにいる私たちへの敵対心に変わり、最後におしっこをかける!それも画面いっぱいに。全体的に暗い映像の雰囲気の中で、その不穏な一部始終が良かったなぁ。


『ビタースウィート』ソーラブ・フラ/デジタル/14分/2019(インド)
母への愛を感じる映画だった。ひたすらに母とその愛犬の映る写真を並べていく。写真だからこそその一つ一つの切り取られた時間、顔、部屋の物に重要性が感じられるし、作者が大切にしたい気持ちがよく伝わってきた。

『ヴィネガー・バス』アマンダ・ネル・エウ/デジタル/14分/2018(マレーシア)
主人公の看護師の女性は仕事の合間にyoutube的なものを見ながらノリノリになってマックを食べていて、時間になったら、出産に立ちあう。でも、子供が産まれた様子がなかったり、また仕事が終わったと思ったら、プールみたいなお風呂に入っている。仕事の方がどちらかと言うとついでみたいに描かれていたり、患者もプールみたいなお風呂に入ったり。謎が多めなポップな映画だった。
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