スナフキン

パリ3区の遺産相続人のスナフキンのレビュー・感想・評価

パリ3区の遺産相続人(2014年製作の映画)
3.5
戯曲を基にしたこの作品は、舞台劇のようにほぼ主要人物3人の絡みだけでストーリーが進んでいく。
クスッと笑えるエスプリの効いたセリフの応酬に、大人のしゃれた会話劇を想像していると、一転、シリアスな展開に。
途中、中だるみする部分もあったり、それでいいんかいというツッコミどころもなくはないが、そこはケ・セラ・セラの世界で主人公たちはさらっと軽やかに生きていく。しかし、個人主義の国ってみんな強いけど、孤独でつらいなあと、ぬくぬく温室育ちの身としてしみじみ感じたり。

ヴィアジェなんておもしろい制度、初めて知った。最後の不動産屋さんのおじさんのセリフになるほどなあと納得。

マギースミスに、クリスチャン・スコット・トーマスとお気に入りの芸達者な俳優さんの競演を観るだけでも楽しめました。