幕のリア

グレートウォールの幕のリアのレビュー・感想・評価

グレートウォール(2016年製作の映画)
3.8
世間的には黙殺されている今作。
公開初日に行こうと友人を誘ったら、きっぱり断られ、行きそびれてる間に終わってました。
なんでもアメリカ本国では10億円近い大赤字を叩き出したらしい。
マット・デイモンは「マンチェスターバイザシー」主役と今作を天秤にかけて、このトンデモ作に出演するキャリアの無駄遣いの愚行を犯してしまった。

弓の名手と言えばウイリアムテル。
舞台となっているであろう北宋時代とは合わないがご愛嬌。
火薬を求めて中華王朝が治める地へ辿り着いたウイリアムことマット・デイモンら。
そこには25年前に同様にこの地へ来たウイリアムデフォーも。
万里の長城に迫り来るは、古代に神が愚かな人間を罰するために遣わした饕餮(とうてつ)なるクリーチャー軍団。

細かくは端折りますが、色鮮やかな甲冑、人力武器、華麗なる勝利を前提とした戦術、豪華な俳優陣と、スペクタルバトルの極みに驚きましたよ。
これは公開初日に行くべきでしたわ!

三国志、北方謙三楊家将シリーズ、ゾンビ物、スターシップトゥルーパーズ、この辺りが好みの方にはうってつけの快作です。


あっそうそう。
機内で先に見た「オペレーションメコン」の主役二人も出てました。
幕のリア

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