Marie

グレートウォールのMarieのレビュー・感想・評価

グレートウォール(2016年製作の映画)
3.2
万里の長城で、60年に一度現れるバケモノとの戦いに出くわした弓の名手ウィリアムが、中国の戦士たちの「信任 シンレン」(信頼)の精神に看過され、共に闘う。という鉄板のストーリー。世のウケは悪かったみたいだけれど、私は何度も観かえして、結構楽しんでいる。

万里の長城で繰り広げられる最初の饕餮(とうてつ)との戦いが、結構凄くて見入ってしまう。色が綺麗だし、青い鶴隊は戦場だと言うのに華麗。(でも戦う相手が饕餮だとまるで食べられに行くようなもの)
デカイ鋏には驚いた。
饕餮のおでこに、ちゃんと饕餮文があるのも、饕餮が青銅器色なのも結構ツボだった。どうせなら四凶全部揃わないかなぁ。

ただ、アンディ・ラウとウィレム・デフォーの役どころがもったいなかった。いい役者揃えたのだから、もうちょっと見せ場を作ってあげて欲しい。
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