最速ファンスクリーニングで鑑賞。
これまでに観た女性ヒーロー映画で、間違い無く第1位。
元々期待値高かったけど、軽く上回ってきました。
長いので多少ストーリーの中弛みはあれど、アクションシーンやコメディシーンは観ていてとても楽しかったです。
ぜひ多くの人に観て欲しい。男女関係無く。
これまでの女性ヒーローは、どちらかといえばサイドキック的扱いで描かれる事が多かったけれど、今作のワンダーウーマン=ダイアナ・プリンスは、もうヒーローとしてしっかり確立された描かれ方で、「もっと観たい」と純粋に思わされました。
てか強い!兎に角強い!!
本当ダイアナ無双!!(笑)
BvSの時にも流れたテーマソングが今回も凄く上手く戦闘シークエンスで使われていて、最高でした。
ガル・ガドット姐さんも本当にビジュアル・アクション共にキレッキレで、近年稀に見るベストキャスティングだと思いました。
彼女の思想が原因で「ワンダーウーマンに相応しくない」という意見も見受けられましたが、そういった政治的思想云々を映画の感想にまで持ち込むのは、正直何か違うんじゃないかなぁ。
役者自身の思想や宗教等を持ち出してしまうと本当にキリがなくなってしまうし、作品を素直に楽しめなくなってしまう気が。
彼女はトレーニングを重ね、演技を磨き、キャラクターに命を吹き込んだ・・・その事実を見るだけで充分だと思います。
大型エンターテイメント作品としても、ユーモアやアクションのバランスが絶妙で、笑える場面もあれば緊張感高まる場面も。
そして、MARVEL作品と同じぐらいエンタメしている・・・んだけど、そこはやっぱりDC作品。
しっかり重要なテーマも描いています。
舞台が世界大戦中なのはキャプテン・アメリカと同じだけれど、CAは何処までも【映画的】に描いているのに対し、WWでは戦争というものを【リアル】な物として真っ向から描いている。
重く暗くなりがちなDCEU作品だけど、其処がDCの強みでもあり、今作『ワンダーウーマン』でもしっかりその要素を受け継いでいました。
だがしかし、今作はエンタメ的内容も凄く充実していたので、世界で大ヒットしたのも大きく頷けます。
あと、個人的にスーパーマンとの類似性が何箇所もあったのも嬉しかった。
『マン・オブ・スティール』時のクラークのように、自分の中の未知なる力に戸惑いながらも人間を守る為に闘い、
『BvS』時のように、人ではない自分の存在や人間達とどう関わればいいのか悩みながらも、ヒーローとしてやはり人間を守る為に闘う・・・
こういったところが非常に似ていて、観ていて両ヒーローに更に愛着が湧きました。
あと、是非今度パティ・ジェンキンス監督にMoSシリーズ撮って欲しい・・・!
ザック版も好きだけど、ライトでアクションやユーモアが満載なヘンリースプスも観てみたい・・・!!
なんにせよ、ワンダーウーマン最高でした!!
追記:8/25にMX4Dで再び鑑賞。
初MX4Dだったけど、もう当分は良いかな(苦笑)。
意味分かんないとこで水かかってきて、色々忙しかったです。
あと吹替で観たんだけど、今作に限っては正直字幕版で観た方が良いかと・・・。
字幕版では笑えた箇所が、吹替版だと真面目なトーンになってて笑えなかったので。(演出の指示だろうけど)
でも、あるシーンでの「下がらなくて良い」って台詞は、字幕版よりも吹替版の方が良かった。
字幕版だと確か「あとは任せた」みたいに訳されてて、少々顎で使ってるように感じられたから。
早くJL観たいなぁ。