やた

ワンダーウーマンのやたのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
3.2
ワンダーウーマンは強くて美しくて可愛くて最高だけど、それ以外が…。
「スーサイド・スクワッド」よりマシかなという感じ。

とにかくテンポが悪くて、スティーヴと出会うまでのくだりが長すぎるし、時系列通りにやる必要を感じないし、なんならなくて良かったと思う。
ロンドンに着いてから色々引っかき回すくだりは可愛くて面白いし、前線に出た時のアクションがめちゃめちゃかっこ良かったので、そういうところをもっと見たかった…。
スティーヴとのロマンスも、前評判で「恋愛がきっちり描かれてる!」と言われてた割に、かなり拍子抜け。
その後出会う複数人の男と比べて、たまたま年齢が近くてたまたま顔が良くて、ってだけのように感じた。
初めて出会う男、初めての恋なんだからそれこそもっとちゃんと心の動きを描いて欲しかった。あっさりキスしちゃうなよ。こんなもんならそもそも恋愛を匂わせないほうがいい。

彼女の信念もよくわからなくて、戦いの原因は全てアレスにある!と思ってる割に人間相手に敵味方の区別はっきりつけてがんがん人殺しまくるのが理解出来なかった。

ラスボスとの戦いも、ぐだぐだべらべらセリフのやり取りが長い。バトルものの最後の戦いで眠くなったの初めて。
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