総評:ダイアナのブレスレットすげぇ!
ダイの大冒険とドラゴンボールと封神演義を全部混ぜた感じ、と言えば、映画の雰囲気は伝わるでしょうか。これを聞いて「面白そう」と思った人はきっと楽しめます。ぜひ鑑賞いたしましょう。
とりあえず、主人公が無双します。近接格闘のアクションシーンの魅せ方がとてもよくて、対・多人数であってもさくさく敵を倒していく様子は観ていて爽快な気持ちになれます。「防御は最大の攻撃」を地でいくあたりも見どころです。
イギリスとドイツの戦いが背景にある中でドイツをやや悪者扱いしすぎてる感があったり、結局は男女の愛にいろいろ収束していくあたりは「あーなんかアメリカ映画の典型だなぁ」と感じましたが(そこだけが個人的にちょっと惜しいなと思った)、「アクション映画ならこういうのが観たい」というのを観せてくれる映画なので、そこをしっかり堪能できてよかったです。