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ワンダーウーマンのmueponのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
4.0
マーベルと並ぶアメリカン・コミックスの代表格「DCコミックス」の実写版『ワンダーウーマン』を観てきました。
かつてここまで強くて素敵で美しいスーパーヒーロー(スーパーヒロイン)がいただろうかと思わせるくらいガル・ガドット演じるダイアナ/ワンダーウーマンの活躍が素晴らしかったです。
その上で戦いを徹底的に〈魅せる〉作品。
彼女の持つ正義感や純粋な心が時としてシリアスに、コミカルに描かれ全体を通して物語としての暗さはあるものの華やかなエンターテイメント作品として楽しむことが出来ます。
相方であるクリス・パイン演じるスティーブ・トレバーも、ダイアナと対照的でありながらもまた違った視点で彼女をフォローし、一言一言語る言葉が印象的でした。
"どこかで男性は女性を助けるもの"という意識があったので無意識にでもそのようなシーンを期待してしまったのですが、よくよく考えればダイアナの方が圧倒的に強いわけで、敵陣に先陣を切って突っ込んで行く彼女を見て「ええー?そういう展開?でも凄いわー!」とテンションが上がりながら最後まで観てしまいました。
原作を知らなかったため第一次世界大戦中の現実の世界観で最後まで進むのかと思ったら、後半は結構神話的な話になってビックリ!
この後の『ジャスティス・リーグ』にも期待したいと思います。
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