シネマスナイパーF

ワンダーウーマンのシネマスナイパーFのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
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女性のいちばんの武器は笑顔であるということを人類は肝に命じておかなければならず、そのうえギャップ萌えというものに縛られざるを得ないという哀しい性も持ち合わせているので、ガル・ガドット主演によるこの作品は、全人類の心を掴むことができるであろうポテンシャルは充分持ち合わせていると言えるでしょう


中学生が半年かけて考えたようなシナリオで、序盤はいちいちみんな主張を折るまでが早すぎるしノートの重要性は早々に消えて全体としての目的が若干ボヤけるしそのくせちょっと置いてかれてる感は否めないし敵のインパクト弱すぎだし作品として弱いなと思ってしまっていましたが、とりあえずキメるところはなにがなんでもキメる精神で外連味全振りの戦闘シーンでお釣りはきます

クライマックスの神様バトルはかなりどうでもよくなってしまうぐらいの次元の高さで正直そんな面白くないのですが、僕はスティーブのあるひとことで自分でもよくわからないまま何故か号泣してしまっていたので逆にどうでもよさがどうでもよくなっていましたもうよくわからないです


あのスナイパーキャラだけ全く活かしきれていなかったので、あいつさえ活きていればほぼ文句なしだったんだけどな!と思いました


マンオブ、ドーンオブジャスティス、スーサイドスクワッド、全部観ていませんでしたが、ドーンオブジャスティス観てみようかなとは思いましたしそのためにマンオブ観ようかなとも思ったしなんならスーサイドスクワッドも観ようかなとも思わされたぐらいにはとんでもないパワーを持った作品でした