このレビューはネタバレを含みます
あんま観る気なかったけど、予告編見てワンダーウーマンのあまりの美しさに嫁を誘って劇場で鑑賞しました。
いやー面白かった！とにかくワンダーウーマンの出てくるシーンは全て良い。
可愛くて強くてキレイでかっこよくて美しい、つまり最強。
眉毛の太く凛々しい女性キャラはマンガも実写もどちらも好きです。
キレイな人が色々着替えるシーンってかなり好きなので前半も楽しかった。
どうやっても美しいというギャグも地味に好き。
戦いのシーンでは光る縄の使い方が痺れました。
あの戦いのコスチュームを着て真面目な顔で笑いが起きないのは、あの美しさとスタイルの良さと鍛えられた筋肉のおかげだな。
でもさ、色々文句も言いたくなりました。
酔いどれスナイパーが良いとこ殆ど無いんだもん。
あんだけのダメキャラが、最後の最後で1発キメてくれるって展開を期待してたのになんもなし。
スナイパー設定が全く活かされてないのが残念ですわ。
ラストの毒ガス満載飛行機にくっつけた爆弾を超ピンポイントで撃ち抜いてボーン！！とかほんと期待したから。
あと博士ね！最後に半分仮面が割れてなんか知らんが裂けた口が出て来たけど、だからどうしたと。そんなん絶対醜い素顔隠してるに決まってるじゃん。だから、なに？そこからキレて体力増強ガスオーバードーズしてハルクみたいなったり、隠し持ってたスゲー毒ガス(ザ・ロックみたいな見るからにヤバそうな容器に入ったやつ)辺り一面に撒き散らしたりとか、もっとなんかやって欲しかったな。人間の愚かさを体現するキャラなのは良いんだけど、もう少し彼女のキャラを立たせて欲しかった。女のマッドサイエンティストって設定あんま少ないよね、勿体無い。
最後のアレスとのバトルシーンが長すぎて、引き伸ばしに引き伸ばされた悟空とフリーザの戦いみたいだと思った。
思ったら、そこからドラゴンボールっぽいシーンばかりでそれにしか見えなくて困りました。「クリリンのことかー！！！」とかWサインでかめはめ波みたいの撃つとか、がれきをスーパーパワーで飛ばすとか。そんな既視感いっぱいなラストシーンはあと20分は削れたのではと思ってしまいます。
かなり面白かったからこそ、もうちょいあそこをこうしたら良いのにと話題が尽きなかった。笑いながら嫁さんとやたら文句を言い合いながら帰りましたとさ。
