ハリィしろかわ

ワンダーウーマンのハリィしろかわのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
4.2
「ワンダーウーマン」に学ぶ、「言い訳よりもまず行動!!」力


「ワンダーウーマン」観てきました。
こんなにも愛の力を信じることのすごさをド直球に投げてきたアクション映画を久々に観て、鳥肌が立つくらい面白かった!

特に印象的なシーン、中盤、英仏連合軍とドイツ軍とが銃撃戦を繰り広げる最前線に着くワンダーウーマン(以下、WW)とその仲間たち(男)。
数多くの負傷兵や泣き叫ぶ子供や母親を横目で見ながらも、「ここじゃ何もできないんだよ」と激しい戦況の中、嘆きながら言い訳ばかりの男たち。

「それでも私は戦う!」と、マントを外し(ここであのコスチューム姿を初披露)、塹壕からハシゴを上り(ここ、スローモーション)、敵地に向かうWW、そしてあのテーマ曲が流れる!!
この時点で感涙、鳥肌立った!
敵からの銃撃をかわし、盾で受け止め、敵地に飛び込むWW、その行動に勇気づけられ、後に続く男達。
このシーンだけでも、女性の支持率が高いのもうなずける。

後半、戦争を止めない人間たちに絶望し、「だから人間なんて守る価値なんか無いんだよー!」とラスボスに唆されるWW、しかし、戦争を止めるために自らを犠牲にして立ち向かう男仲間たちを見て、「それでも私は人間を救う!」と啖呵を切って、ラスボスを倒すWW。立派すぎて涙止まらず。

言い訳したくなるようなツラいときも、まずは行動を起こして苦境を乗り越えることの大切さを教えてくれたWW姐さん。
私は姐さんについて行きます!と心の中でつぶやく。

ぜひ、男女問わず、行動を起こす少しの勇気がほしい方にみて頂きたいです。

追記
WW役のガル・ガドットの美しさもさることながら、スピーディなアクションのこなし方も素晴らしい。
(あと、作品前半のアマゾネス軍団の空中三回ひねり連発アクションもすごかった)

WW姐さんのおかげで、DC映画もようやくマーベルに逆転できたかな、という感あり。
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