キャベツ太郎

ワンダーウーマンのキャベツ太郎のネタバレレビュー・内容・結末

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ワンダーウーマン、ビギンズ。DCの映画はダークナイト3部作以降、期待値を上回るほどの良作が無かったが、今作は良かった。美しく強いヒーロー。単純明快なストーリー。そして、邪魔にならない程度のラブロマンス。味方の兵を背に硬直していた前線を押し上げ、それに続くように兵士が雪崩込むシーンは圧巻だった。というか、そこが個人的には一番の盛り上がりだったかな。ジャスティスリーグに繋がる余計な要素が一切無く、この映画だけで綺麗に完結しているのも好印象。バットマンもスーパーマンのストーリーの間にねじ込むのではなく、きちんとバットマンの作品として、ジャスティスリーグ前に1本撮って欲しかったというのが本音。彼女のバックボーンを知った今、ジャスティスリーグに掛かる期待もより大きい。