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ワンダーウーマンのIkuoNのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
2.8
感想、特になし。紹介のための映画かな

→としたが、少し派生して考えるのは、信仰というキーワード。主人公の彼女は求道者だ。善を迷いなく追求するが、しかしラスボス、別の観点での信仰者は人間を諦めている。実際に人間の強欲を見せられ、彼女は一時的に自身も諦観する。

求道者がときに残酷なのは彼女にも表現されている。ラスボスが、自爆した彼を無駄死にだと言うが、彼女が当初信じていた、悪しき者を善き者へ変えると言う信仰は、彼女自身がキレて兵器工場のドイツ兵を皆殺しにする現実を突きつける。

ここを攻めていってくれたらと妄想するが、無理かな。最近のDC作品見ていないので、また感想が更新されるかも。

ラスボスは知恵を与えただけ、後は何もしていない、人間が勝手にやっていることだと言う点も、彼女の苦悩が一生物となるよう描かれると、と妄想。
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