前回視聴の時はリティク＆カトリーナ主演なので「Bang Bang」の幻影を求めすぎてしまったのだが、今回はわりと冷静に見れた。
というか、ボリウッドらしさはまったくない。
そこは革新的な作品を目指すゾーヤアクタル監督ならではということが今となってはわかる。
リティクの心情を語る詩が度々語られる。それがまた胸にささる。
そう俺たちは生きている。苦しくても次の人生がある
異国の地でさまざまなチャレンジを繰り返し、自分の弱点に気づき克服していく
挿入歌でラテン系の曲が入るのだがこのダンスがまたすごくいい！
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2017/12/11 22:21
3.0
リティク＆カトリーナ主演ということだが「Bang Bang」の時のように美男美女のアゲアゲな作品ではない。例えて言うならばインド版トレンディドラマ。もしくは観光地タイアップ型ロードムービー。というわけでいわゆるボリウッド映画らしくはない。
内容は、三人の男たちのさまざまな葛藤や悩みを描いている。それは結婚への悩みであったり、父親への確執であったり、金しか信用できなかったり。。。
そうした人間ドラマとしての深みはあるのだが、映画としてはかなりビミョウだ。
というのもキャラ設定がいろいろヒドイ。友達の携帯は投げ捨てるは、スペイン市民にかなり悪質ないたずらをしたりする。当然、喧嘩になったり逮捕されたりするのだが、笑えるわけでもなく、愛くるしいわけでもない。その他にも、プロポーズの秘密もヒドイし、生き別れた父親の理由もヒドイ。というわけで、登場人物お前ら大丈夫か？って連中ばかり出てくる。インド人ってこうゆう人格がスタンダードなんだろうか？それとも演出がアレなだけか？
唯一よかったのは、リティックが日本語を話す場面。最初は「もしもし」の言葉を馬鹿にする感じで使われてもいたが、次第に普段の会話にも「もしもし」が入り込むようになるｗそれとカルキちゃんが出てるのも見どころかと。
#インド#ボリウッド
