心の軋む音がした作品でした。
どんなに否定され続けても自分が何者であるかを追及したアイナーと、どんなに危険を冒してもなりたい自分を追及したリリーを心から尊敬します。
ゲルダの気持ちが痛いくらいに伝わってきて、リリーの気持ちも痛いくらいに伝わってきて……気がついたら泣いていました。
嗚咽出そうになるくらいに泣いていました。
痛くて、悲しくて、でもきっとリリーは幸せだったんじゃないかと。そう思いたい。
ベン・ウィショーが同性愛者役で出ていたのにも、世界が変わっていってるのを感じました。
きっとリリーのおかげな部分もあるはずだし、感謝している人も多いはず。
貴女を知ることができてよかった。
ありがとう、リリー。