このレビューはネタバレを含みます
BLD
トランスジェンダーな画家の夫とそれを影で支える地味な妻の話‥かと思っていたら風変わりな作風の女流画家とそのトランスジェンダーな夫の話でした。
私はアリシア・ヴィキャンデルの作品が初見だったのですが彼女良いですね。
エディは安定の演技力。え?うそっ?この人って本当は‥?って何度も思います。
本作はキャストが若過ぎるとか性転換手術=悪・死みたいなイメージに結びつけてるだとかゲルダもバイセクシャルだったので悲しむどころかリリーには理解があったとか‥まぁ賛否両論色々とあるみたいですが映画なんで必ずしも史実に忠実である必要性はなく目くじら立てて怒らなくても良いんでない?ってくらい素敵な作品だと思うけどね。
メイキングで衣装担当の髭面の恰幅のいい男性が出てきますが‥パコ・デルガドはレ・ミゼラブルの衣装担当でアカデミー賞ノミネートされてます。本作も素敵な衣装ばかりでした。特にゲルダの外出時のカチッとした格好とアトリエで絵を描く時のラフな格好とのギャップが素敵すぎました。