今となっては理解が広がってきた
トランスジェンダーの人は
最近増えたわけではない。
リリーの時代より前から
理解はされないものの
多くいたはずです。
変人とののしられ、
精神病と診断され、
相当な苦悩、苦痛があったんだろうな。
この映画は
世界で初めて性別適合手術を受けた
リリー・エルベのお話。
彼の苦悩、
そしてその妻の苦悩が
とてもよく描かれてました。
でも手術を終えたリリーの顔、
「やっと本当の自分になれた」
本当に喜びに満ちた幸せの笑顔だった。
リリーを演じたエディレッドメイン。
彼は、素晴らしいというか、
もう神がかってましたね。
ほんの30分前まで
男性アイダーを演じていたのに、
もうその面影すら思い出せないほど
女性になりきってました。
もう女性にしか見えなかった。
去年オスカーを取ったのは
まぐれなんかじゃない。
彼は正真正銘の役者！
ほんと、すごいわ。
もちろんオスカーを取った
アリシア・ヴィキャンデルだって
超上手かったけどね。
辛くて仕方ないだろうに
女性になっていく夫を支える強い女性。
見事！！
性別を超えた愛を感じました。
良作！！
☆DVDにて鑑賞☆
