切なくて美しい実在の物語。エディレッドメインの徐々に女性に目覚めていくシーンは繊細で本当に引き込まれます。仕草のひとつひとつが女性らしく色気がありました。
アイナーとリリー、ふたつの人格で揺れるところが切ない(>_<) この時代、性同一性障害はよく知られてなかっただろうし、辛かっただろうなぁ。
奥さんだって夫が突然女性になって戸惑っただろうし…。彼がリリーになるってことはアイナーがいなくなると同じだしね😢
ふたりの戸惑いや苦しみがすごく伝わるけど、ふたりでそれを乗り越えようとするところに勇気も感じますね。物語はハッピーエンドではないけれど心に残りました。
デンマークの荒涼として美しい風景が似合う悲しくて綺麗な映画。