何もかもが究極的

リリーのすべての何もかもが究極的のレビュー・感想・評価

リリーのすべて(2015年製作の映画)
3.0
女になる夫と、愛故にそれを許す妻という
不条理な方程式が見事に整理している。

自由奔放で女としての我を貫いてきた妻が、夫に為に究極の妥協をする事で彼女は女である事を捨て、彼の母親のような存在になる。
そんな優等生な映画だけど、優等生であるが故に意外性もなく少々退屈だった。